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映画の中のあの一着
Screen Fashion 2000/04 No.8
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このメールマガジンは、新旧さまざまな映画の中で、出演者たちが着ていた
スーツにまつわるお話を気軽に読めるショートコラムでお送りします。


今回は第8回めの配信。エネミー オブ アメリカです。








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エネミー オブ アメリカ ENEMY OF THE STATE 1998年 アメリカ
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弁護士、ロバート・クレイトン・ディーンは、ある日偶然下院議員暗殺の証拠
をまったく気がつかないうちに握ってしまう。


事件の首謀者でNSA(国家安全保障局)の行政官トマス・ブライアン・レイ
ノルズはNSAの膨大な情報やスタッフ、世界最先端のテクノロジーを総動員
してディーンを抹殺しようとする。


その恐るべきデーター収集や操作力を武器に、ディーンの人生はすべての信用
を失い孤立した逃亡者へとなったが、最後の望みを託して元恋人だったレイ
チェルの知人の情報ブローカー、ブリルと接触する、彼はもとNSA諜報工作員
だったので、ディーンの敵をの正体を見抜き、全能な監視、追跡システムを
操る巨大な敵を相手に2人は敢然と立ち向かって反撃を開始することになった。



NSAの行政官役レイノルズ役に扮する、「ジョン・ボイト」がいつも着用して
いたのは、シングルスーツ、エグゼクティブな管理者には定番ともいえるシン
プルなデザインです、その上着の袖丈は比較的短めで腕をかるく曲げると下
からはしっかりとプレスの利いたシャツのカフスが2〜3cmほど見えるくらい
の袖口です。



女性の場合のように地肌に直接着用するスーツと違って、ワイシャツが上着
の袖口を汚さないように、作為的に長めにしているのは、アンダーウェアーの
一部としての役目も果たしているからなのです。



一方、レイノルズの有能な部下として活躍したNSAのエージェント、ヒックス
役を演じていたのは「ローレン・ディーン」、彼が着用していたのは、紺系の
スリーピースタイプのスーツ、白いシャツの衿元はぴったりとしていて紅色系
のネクタイにぎゅっと結ばれた衿元が役柄を意識させないほど、忠誠心や
清潔感をも演出させるほどです。



その上着を脱ぐとタイトなベストがウェスト部分までぴったりとしていて、
局内での活発な動きにもスキがなく、ハードな仕事をこなせる演出を感じ
させられる見事な着こなしと言えるでしょう。



このようなところからも脇役でありながら、基本に忠実な着こなしを演出する
ところからも話題となった映画といえるでしょう。



みなさんもぜひもう一度ご覧になってみてください。

























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THE END










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